2025/04/20 00:56

Qoly × LFB Vintage店長です。
いつもありがとうございます。

不定期でお届けしている、新品を扱う当店ならではの【紙タグ深掘り】。
今回はスコットランド代表の2003モデルをさらっとご紹介します。当時のサプライヤーはイタリアの老舗Diadoraでした。

スコットランド代表 2003 Diadora ホーム半袖 ユニフォーム

キットサプライヤーがFILAからDiadoraへ変更となった最初のユニフォーム。
紙タグの表面は「SCOTLAND」「当時のチームエンブレム」「DIADORA」の主に3つで構成。エンブレムの並べ方がおしゃれです。

地の色はキットカラーに合わせた濃淡ネイビーで、淡い色でDiadoraのロゴマークを落とし込みます。シンプルですがセンスの良いデザインですね。
表面をめくると中はこのように。ブランドのコンセプト的なプリントです。

裏面にはアイテム名とサイズをプリントしたラベルを貼付。バーコード等はありません。

そして何気ないものですが、「Adults」の文字が目を引きます。
昔のスコットランドやイングランドなどイギリスのユニフォームは、このように大人サイズであることを明確にした紙タグがとても多かったという印象があります。それが伝統的(慣習的)なものだったのか、それとも何らかのルールだったのか。そこまでは分かりませんが...。

この2003モデルは主に欧州選手権(EURO2004)予選などで使用。
予選はグループステージを2位で突破しオランダとのプレーオフに臨みましたが、ホーム&アウェイの2試合合計スコア1-6で敗れています。

サプライヤーに目を向けると、FILAとは2000-02年、Diadoraとは2003-2010年でそれぞれ契約。スコットランドは2000年からの10年間を2つのイタリアのブランドとともに戦っています。

FILA時代にも良いデザインのユニフォームがありましたが、スコットランド国旗モチーフの縦長エンブレムが初登場したこの2003モデルも、シンプルながら力強いデザインが魅力です。

このユニフォームの詳細はこちらです。