2022/08/20 02:22
Qoly × LFB Vintageです。
いつもありがとうございます。
数日前ですが、メキシコ代表のレアストックをアップいたしました。

メキシコ代表 1998 ABA Sport アウェイ半袖 ユニフォーム 98W杯モデル復刻版
1998年フランスW杯で着用したアウェイユニフォーム。通称アステカユニの復刻版です。
復刻版とはいえ2000年代前半の商品。20年近く前のアイテムですので、もはや完全なヴィンテージキットですね。
とにかくデザインが超個性的。初めて見た時は驚きのあまり2度見したことを覚えています(笑)

このユニを着た98W杯で、メキシコはオランダ、ベルギー、韓国と対戦したグループステージを2位で突破(首位はオランダ)。しかし決勝トーナメント1回戦でドイツに敗れています。
この白いアウェイキットはオランダ戦とベルギー戦で着用。
また、GKホルヘ・カンポスはフィールドプレーヤーが緑のホームキットを着た韓国戦、ドイツ戦でこのアウェイを着ています。

一時期は自分のブランドのド派手なユニを着ていたこともあるカンポスですが、98W杯はアステカユニで戦っています。
特徴はどうしても目が吸い寄せられる顔デザインですね。
“アステカ”と名が付くだけにメキシコの歴史に関係する物で、これはアステカ文明時代の遺物「太陽の石」を描いたもの。
中央にドンとメインで描かれている“舌を出す顔”は、「太陽の石」の中心にある大地の神トラルテクトリだそうです。
右が「太陽の石」で、メキシコ国立人類学博物館に収蔵されている本物です。中央にユニと同じ顔がありますね。

メキシコ代表が初めてアステカユニを着たのは98W杯ではなく、その2年前。96年からこのデザインを使い始めています。
しかし当時は北米地域でのカップ戦やW杯予選での着用がメイン。現代のようにインターネットが無い時代ですし、強烈デザインのユニは一部のマニア以外には知られていませんでした。
そんなアステカユニが一躍有名になったのは、日本代表が初めて出場した98W杯。この大会への出場により、テレビや雑誌などメディアを通して世界中のサッカーファンにその存在が知れ渡り、そして驚愕させます。
前述の通り当商品は2000年代前半の復刻版ですが、オリジナルとは幾つかの相違点があります。
その一つが袖口のカラーリング。選手が着たキットは復刻版とは異なり、袖口がメキシコ国旗色のトリコロールです。

これは推測になりますが、国旗色を完全に再現しなかったのは復刻版を制作する上で何らかの制約があったのではないかと。
オリジナルには入っていないABA SPORTの透かしブランドロゴを散りばめるのも、オリジナルと明確に区別するための措置なのかもしれません。
ところで、別のサプライヤーと契約する代表チームのユニを復刻の際に、エンブレムをそのまま使うのは結構レアケースかもしれません。
この復刻版当時のメキシコのサプライヤーは、ATLETICAまたはNIKEのどちらかの時代でした。

これは別のチームの話ですが。
かつて自社が担当した代表チームの復刻ユニをリリースした某スポーツブランドは、当時別のブランドがサプライヤーだったために、復刻版ウェアにエンブレムを使うことが出来ませんでした。
その代表チームの場合は、エンブレムの使用権がサプライヤーのみに限られていたのだそうです。
そう考えると、エンブレム下のW杯大会名まで再現してしまったこの復刻ユニは、実は我々が思っている以上にスゴいアイテムなのかもしれません。
単にメキシコサッカー連盟がその辺りにちょっと緩かっただけかもしれませんが(笑)
そんなメキシコの98W杯ユニフォームはこちらです。
おそらく再入荷はありませんので、ぜひこの機会に!