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先日ですが、トルコ代表2008年モデルの説明文を加筆いたしました。

同国史上最高の3位に輝いた2008年の欧州選手権（EURO2008）モデルです。

トルコ国旗の赤を基調に白のボーダーという、トルコのキットでは定番ともいえるデザイン。

左胸に付けているのがトルコ国旗で、デザインは「赤地に白の三日月と五角星」。赤は勇気を示すと言われていますが、この“勇気”はEURO2008でのトルコの姿そのものでした。

EUROは2大会ぶり3度目の出場となったトルコ。当時はエムレ・ベロゾール、ハミト・アルトゥントップ、ニハト・カフヴェジ、トゥンジャイ・シャンル、ギョクデニズ・カラデニズといった選手がメンバーに選ばれていました。

この大会でトルコは前評判の低さを覆す快進撃。ポルトガル、チェコ、スイスと同組のグループAを2位で突破すると、準々決勝ではPK戦の末に難敵クロアチアを退けて準決勝に進出。そこで強国ドイツと対戦します。

そのドイツ戦では出場停止や負傷などで多くの選手が出場できず、準決勝は多数の控え選手を起用という苦しいメンバー編成でした。

ところがその準決勝は思わぬ展開に。

スコア2-1で迎えた86分にトルコが同点ゴールを決め、試合の行方が一気に不透明なものとなります。

しかしアディショナルタイムにドイツが勝ち越し点を決めて、試合はそのまま3-2で終了。残念ながら決勝進出を逃しました。

これが具体的に何であるのかは分からないのですが、このような4分割デザインはトルコ柄に多いイメージ。民族模様的でちょっとワクワクします。

準決勝で格上のドイツに対して果敢に挑み撃ち合う姿が見る者の胸を熱くさせた一戦。

トルコ史上最高の3位という大躍進を遂げたチームのユニフォームは、記憶と記録の両方にしっかりと刻まれています。

そんなトルコのユニフォームはこちらです！