2024/06/01 00:56
Qoly × LFB Vintage店長です。
いつもありがとうございます。
昨日(5月31日)になりますが、スターベクIFのレアな新品デッドストックをアップしました。
小林大悟の長袖ネームナンバーモデルは販売中でしたが、今回はネームナンバー無しの半袖プレーンシャツです。

スターベクIF 2009 Puma ホーム半袖 ユニフォーム フルスポンサー仕様
1912年に創設され、ノルウェー南東部の都市バールムをホームタウンとするクラブ。
最近では木下康介(柏レイソル)が2019年から2021年まで約2年間ほど所属していたことでも知られています。
このユニフォームはノルウェー1部リーグを戦った2009シーズンモデル。小林大悟が大宮アルディージャからレンタルで加入し、公式戦34試合で12得点という記録を残しました。

このシーズンの活躍により完全移籍の可能性が高まりましたが、スターベクは決して経済的に余裕のあるクラブではなく、移籍金など金銭面で折り合いがつかず実現しなかったと言われています(もちろん真相は分かりませんが)。
小林大悟モデルについては、だいぶ前にも当ブログでご紹介しました。
また、前身ショップ時代の商品説明やフットボールウェブマガジン「Qoly」での記事などもあり、私はスターベクのユニフォームに関して恐らく日本でいちばん執筆している人間ではないかと思います(笑)

商品ページにも記載していますが、このユニフォームは当店が前身のショップ時代にクラブと直接取引したもので、極めてレアなフルスポンサー仕様となっています。
左右両鎖骨に付くのはノルウェーの通信会社「Telenor(テレノール)」。腰部分に付くロゴ「MOT」は正確には営利企業ではなく、若者の社会的自立などを支援する非営利団体です。

そして一番目立つ胸のロゴマーク「FORNEBU nytt liv」ですが、実は今まで一度もきちんと調べていない事に気が付きましたので、少し調べてみました。
ノルウェー語のロゴを直訳すると「フォルネブ 新生活」となります。
フォルネブ(またはフォーネブ)とは、クラブの本拠地バールムにある一地域。情報技術と電気通信産業の中心地だそうで、鎖骨スポンサー「Telenor」の本社もあるエリアです。
現在はクラブとパートナーシップの関係もなく詳しいことは分かりませんが、恐らくは地域の発展を目的としたPRだったのかもしれません。何となく「Telenor」との関係性も透けて見えるような気がします。
北欧の寒々しさを感じるデザインは隠れ名作。
マニアックなユニや北欧系が好きな方でしたら入手しても損のない一着です!