2024/06/10 00:19

Qoly × LFB Vintage店長です。

いつもありがとうございます。

当店で3番目に古いユニフォームはフィゲイレンセの1996-97モデル。
ブラジルのクラブで現在は3部相当のセリエCに所属していますが、数年前までは1部セリエAでも戦っていました。とはいえ日常的にブラジルサッカーを追っている人でもない限りは、簡単には名前が浮かばない存在ですね。

そんなクラブですが、意外にも2000年代に超有名選手を輩出していて興味深かったりします。
フィゲイレンセ 1996-97 Pieri Sport ホーム半袖 ユニフォーム #10

シンプルな白黒縦じまを使い、90年代の雰囲気漂うデザインが魅力的すぎます。
サプライヤーのPieri Sportはブラジルのブランド。2012年頃まではサプライヤー活動を行っていたのですが、現在はどうなっているのか調べても分かりませんでした。
背中には背番号10のプリント入り。昇華プリント仕上げなので、ひょっとしてひょっとしたら実は選手用だったという可能性もありますが、残念ながら判別はつきません。

このクラブの存在が日本で最も話題になったのは2011年だったかもしれません。
1990年代に鹿島アントラーズで選手としてプレーした元ブラジル代表ジョルジーニョ氏の、鹿島監督就任発表のときです。
同氏は2011年3月から11月末までフィゲイレンセを指揮し、チームを1部リーグ7位に導いています。本人曰く「新たな挑戦を求めて」クラブを退団し、やって来たのが古巣の鹿島でした。

しかしそれ以前には、実は2人の大物選手がユースチーム~トップチームでプレーし、そのまま欧州へ飛び立っています。
その2人とは、フィリペ・ルイス(左)とロベルト・フィルミーノ。

F.ルイスは2000年から2003年までユースチームでプレーし、2004年までトップチームに所属。同年アヤックスへ移籍しましたがリザーブチームのみでプレーし、2005年にレアル・マドリードのBチームへ移ります。
彼の名が知れ渡ったきっかけは、2006年に移籍したデポルティーボ・ラ・コルーニャでの活躍ですね。そしてその後アトレティコ・マドリードではレジェンドに。

フィルミーノは2008年から2009年途中までユースでプレーし、その後2010年までトップチームに所属。そして2010年12月にブンデスリーガのホッフェンハイムへ移籍します。ここでの活躍が目にとまり、名門リヴァプールの選手へと飛躍を遂げました。
ジョルジーニョ以外でもJリーグとの縁があるクラブで、2024シーズンからツエーゲン金沢でプレーするブラジル人選手マリソンの古巣。
さらには、かつて東京ヴェルディと浦和レッズでプレーした元ブラジル代表エジムンドも、2005年だけフィゲイレンセの選手だったことがあります。

一般のサッカーファンにはなじみが薄いチームでも、調べてみると驚きや発見があったりする。王国ブラジルの奥深さでしょうか。
この1996-97ユニフォームと直接的には無関係ですが、こうしたエピソードもまたマイナーなチームのユニフォームを楽しむ要素だったりします。

今や超レアな1996-97モデルはこちらです。