2024/10/31 00:53
Qoly × LFB Vintage店長です。
いつもありがとうございます。
サッカーのユニフォームには様々な“記念ユニ”が存在しますが、今回は香港の名門サウス・チャイナが2009年に発表したレアなユニフォームをご紹介します。
サウス・チャイナというだけでも十分レアなのですが、このユニフォームは「ゴールドエディション」と呼ばれる珍しい一着です。

サウス・チャイナ 2009 adidas ゴールド・エディション ユニフォーム
サウス・チャイナが2009年に発表した特別モデル。シーズン表記としては一応2008-09となります。
基本的にサウス・チャイナのユニフォームはホームが赤、アウェイは青や白。このキットカラーの金色は通常は使わないものだけに特別感の漂うデザインです。

とてもアジアな雰囲気のあるエンブレム。チーム名は漢字だと南華足球隊で、中央の南華の文字を取り囲むSCAAは英語のクラブ名(South China Athletic Association)の略称です。
実はどのような理由でこの特別モデルが製作されたのかハッキリとしていません。
欧州や南米ならともかく、2000年代で香港のクラブチームとなると得られる情報も非常に限られており、詳細を確認しようにも追いきれなかったという事情もありました。
ただ、この色とリリースのタイミングにヒントが隠されているかもしれません。

このコカ・コーラのスポンサーロゴを付けたユニフォームは、サウス・チャイナの90周年記念モデル。2009年のゴールドエディションと同じ金色です。
そして2009年は、2010年に迎えるクラブ創設100周年の1年前にあたります。この1年前を100周年への「入り口」と解釈すると、一つの仮説が成り立ちます。
ゴールドは中国や香港では高貴で縁起の良い色。例えば風水ですと家の入り口である玄関に金色を置くと良いとされています。
つまり99周年である2009年を玄関とすると、このゴールドは100周年への入り口に最適な縁起の良い色と解釈できます。
ゆえにこのユニフォームは「99周年記念」、あるいは「プレ100周年モデル」と言えるかもしれません。
少々強引なのですが(笑)、このくらいしかゴールドエディションの存在理由となる材料が見つかりません。
ですが、繁栄と幸運を意味する金色への中華圏のこだわりは半端ではないので、あながち間違いでもないかも…と思っています。

このユニフォームの最大の特徴は色よりも、両袖の「3連スポンサーパッチ」かもしれません。
全て厚めの布ワッペンで、1枚でもそれなりに重さがありますが、それが6枚となるとかなり重いです。私が知る限りではユニフォーム史上最も重い袖スポンサーだと思います(笑)
ロゴは上から「Futbol Trend(香港のサッカーショップ)」「Chinese Estates(不動産関連)」「星際酒店(カジノを併設したマカオの高級ホテル)」。
酒店がホテルとは面白いのですが、中国本土や香港ではホテルを「酒店(あるいは飯店)」と表記するそうです。これはかつて「酒や料理も供する場所」であった名残なのだとか。
ちょっと重いのですが、古き良き香港の空気が感じられるこのスポンサーパッチはかなり魅力があります。
そんなレアなサウス・チャイナのユニフォームはこちらに。
100種年記念の貴重なユニフォームも一緒にご紹介させていただきます!