いつもありがとうございます。

1週間ほど前になりますが、2006-07シーズンのパリ・サンジェルマン公式アパレルとなるNike製の半袖ポロシャツをアップいたしました。

そのポロシャツについて、販売ページでは書ききれなかった点なども含めてご紹介します。

リーグアンを15位で終えた2006-07シーズンの公式ポロシャツ。選手も着用しました。

常に優勝候補となる最近のPSGしかご存知ない方は15位という順位に驚くかもしれませんが、2011年にカタール資本（カタール・スポーツ・インベストメント）が入り込む前のPSGは、中位や下位を彷徨うことも珍しくありませんでした。

デザインはとてもシンプル。アクセントと言えるのは、右袖の「PSG」刺繍と、袖口・裾にネイビーの生地を当てたダブルレイヤーの二点でしょうか。

ゆったりとしたサイズ感と袖丈が長めの作りは2000年代中期、つまりこのポロシャツの頃まで見られた特徴。

この後のNikeのポロシャツは、袖丈が短め、身幅は細めのスリムフィットへと姿を変えていきます。2010年頃に登場したオーセンティックGSポロなどがその例ですね。

前述のようにこのポロシャツは選手も着用。正確には監督などチームスタッフも着ていました。

写真の選手はジェローム・ロタン。当時は“ロテン”とも表記された元フランス代表選手ですね。この写真はシーズン開幕前の2006年7月に行われたプレシーズンマッチで会場入りした際の様子です。

最近ならともかく、この頃はユニフォームやトレーニングキット以外のチームウェア姿を収めた選手の写真が少なく、このような着用姿のショットは極めて貴重なもの。

ちなみに選手用ポロは、右胸の赤いスウッシュ（Nikeロゴ）がレプリカよりも1cmほど大きめとなっています。

2024年に2006年のタグ付きポロシャツのデッドストックは正しく奇跡的。よろしければこちらで詳細をご覧ください。