2024/12/31 01:38

Qoly × LFB Vintage店長です。
いつもありがとうございます。

当店には古着でも入手が極めて困難な希少性の高い新品ユニフォームがございますが、今回はその中からカーボベルデ代表をご紹介いたします。
カーボベルデ…日常ではほとんど耳にすることのない国名ですね。
カーボベルデ代表 2008 Errea ホーム半袖 ユニフォーム

2010南アフリカW杯・アフリカ予選や2010アフリカネーションズカップ予選などで使用したユニフォーム。国旗色をベースにした青が非常に美しいデザインです。
W杯はまだ出場経験がありませんが、ネーションズカップは2021年大会でベスト16、2023年大会はベスト8と過去2大会で好成績を残し、現在アフリカで急速に力をつけているチームの一つです。

非常にマニアックなユニフォームなのですが、そもそもカーボベルデ自体がほとんどの日本人に馴染みの無い国かもしれません。
「カーボベルデ?どこ?」という方も多いのではないでしょうか。実は私もそうでした(笑)
日本語での国名は「カーボベルデ共和国」。大西洋に浮かぶ島国でアフリカに属します。
かつてはポルトガルの植民地だったこともあり、アフリカでは珍しくポルトガル語が公用語。正式な国名もポルトガル語の「República de Cabo Verde」となります。

この2008モデルは袖のデザインに大きな特徴がありますが、そのベースとなっているのは国旗。
青を基調に白-赤-白のストライプと10個の星は、ほとんど国旗そのままです。
ちなみに国旗の色は、青が「空、海」、白は「平和」、赤は「努力」の意味。また、10個の星はカーボベルデ諸島を構成する10の重要な島を表しています。

当時はユニフォームデザインだけではなく、エンブレムもかなり個性的でした。
ポルトガル語でカーボベルデサッカー連盟の名称を横一列に配し、その下に10の星とサッカーボール。かなり横長で変わった形状をしていました。どう表現すればいいのか分からない形ですね。サッカーボールの中心にあるのはカーボベルデ国章です。

現在はエンブレムデザインも新しいものに変更され、チームの愛称が「ブルーシャーク」であることから青い鮫を描いたデザインを使用。鮫はユニークですが良くも悪くも普通のエンブレムです。

シャツデザイン、エンブレムともに強烈な個性を放つカーボベルデの貴重な2008ユニフォーム。
当店には青いホームと白いアウェイの2種類がございます。よろしければチェックしてみてください。