2025/01/09 01:30
Qoly × LFB Vintage店長です。
いつもありがとうございます。
2025年最初のブログとなります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は紅白デザインが新年に相応しい(?)CDグアダラハラの超レアなユニフォームをご紹介します。

CDグアダラハラ
2006 Reebok 100周年記念 限定ユニフォーム
#100 BOFO アドルフォ・バウティスタ
正式な名称はクルブ・デポルティーボ・グアダラハラ。
クラブ創設は1906年で、メキシコ中部に位置するハリスコ州の州都グアダラハラをホームタウンとします。
メキシコのプロサッカーリーグ(プリメーラ・ディビシオン)創設時の10クラブの1つ。オリジナル10ですね。1943年の同リーグ開始以降、一度も2部に降格したことがありません。
このユニフォームはアイテム名の通りクラブ創設100種年記念モデル。レトロな外観と七分袖が特徴的なデザインです。

当店にはこのアイテムが複数ありますが、ここでは当時背番号100を付けていた“ボフォ”ことアドルフォ・バウティスタのネームナンバーモデルでご紹介します。
赤白ストライプはクラブ伝統のデザイン。この100周年モデルは襟、袖、裾などのリブ部分もストライプをあしらい、徹底的にクラシックなスタイルです。
七分袖のユニフォームはかなり珍しいですね。2009年頃にadidasが一部チームを対象に七分袖のレプリカユニフォームを製造・販売しましたが、2006年当時では七分袖を採用するチームは無かったように思います。

七分袖以外にもこのユニフォームにはいくつか特徴がありますが、その一つが前面に大きく描くエンブレム。これ、スポンサーロゴではありません(笑)
これはクラブの2代目エンブレム。1911年頃のユニフォームと同じように、当時のチーム名“Club Guadalajara”の頭文字をデザインしています。100周年モデルで復活した際には、サポーターやユニフォームファンの間で話題となりました。

こちらが100番の持ち主であるボフォの着用姿。七分袖は暑かったようで袖まくりしていますね。
100番という3ケタの背番号もまた珍しいですが、これは国内リーグのみ使用の番号。国際大会のコパ・リベルタドーレスでは規定により100番を付けることが出来ず、23番を背負っていました。
この100周年記念モデルは限定販売だったため数も少なく、現在では古着でも高額な一品。サポーターの間ではもはや幻のアイテムとなっているようです。
ネームナンバーに若干難ありですが非常に貴重なユニフォームにつき、コレクションにおすすめです。