2025/09/04 01:36
Qoly × LFB Vintage店長です。
いつもありがとうございます。
先日、インテルの古着ユニフォームを1点アップいたしましたので、ご紹介させていただきます。
蛇柄デザインが当時大きな話題を呼んだユニフォームでした。

【古着】インテル 2010-11 Nike アウェイ半袖 ユニフォーム
サイズ:インポートS
※在庫は1点のみとなります
セリエAを2位で終えた2010-11シーズンのアウェイユニフォーム。
日本のサッカーファンにとっては、日本代表DF長友佑都選手(現・FC東京)が加入した歴史的なシーズンの一着でもあります。
このシーズンのUEFAチャンピオンズリーグはベスト8止まりでしたが、スーペルコッパ・イタリアーナ、コッパ・イタリア、そしてFIFAクラブワールドカップの3つを優勝。トレブル(3冠)を達成しました。
当時の胸スポンサーはタイヤメーカー「PIRELLI(ピレリ)」。
インテルとは1995-96シーズンから2020-21シーズンまで契約し、ユニフォームの象徴的な存在でした。
今でもPIRELLIロゴが一番好きという人は多いですね。

クラブの象徴である蛇が左半身に絡みつく衝撃デザインは、当時話題になりました。
販売ページでも書いていますが、この蛇は中世ミラノの支配者である貴族ヴィスコンティ家の紋章に由来します。
ただ、人によっては蛇には見えないようで、海外だとドラゴンと勘違いする人も目立ちます。口から炎を吐き出すような絵柄ですから間違われるのも仕方がない...かもですね。
でも少ないながら「タツノオトシゴ」と間違う人もいるので、ドラゴンならまだマシなのかもしれません(笑)

世界的な名門インテルに長友選手の入団は本当に衝撃的でした。
当初はチェゼーナからのレンタル移籍とはいえ(※2011年7月に5年契約での完全移籍が実現)、あの時代のインテルに日本人選手が移籍するなど夢のような出来事です。
この蛇柄デザインは“インテル長友”1年目の記憶が残ります。

CLベスト8では内田篤人氏が所属していたシャルケと対戦。
欧州最高峰のCLで当時の日本代表左右サイドバック対決の実現は、胸熱以外の何ものでもありませんでした。
蛇柄のユニフォームはシャルケ戦でも使われましたが、実はデザインが若干異なります。
CL用は左袖に蛇の顔がありません。蛇の体だけが絡みつくグラフィックに変更されています。
この変更はUEFA(欧州サッカー連盟)のレギュレーションによるものですが、なぜ蛇の顔が不可だったのか、具体的な理由は失念しました…
名門インテルの歴史に名前を刻んだ日本人は、現時点でいまだに長友選手ただ一人。
その記念すべき最初のシーズンのユニフォームはこちらです。