2025/11/02 03:00

Qoly × LFB Vintage店長です。
いつもありがとうございます。
いつもありがとうございます。
当店の古着ユニフォームには、チーム名や詳細が不明な80年代のアイテムがいくつかあります。
言ってみれば「名もなき古着ユニフォームたち」ですが、デザインはなかなか魅力的。商品化されたレプリカにはない、ある意味で本当の一点物という雰囲気が漂います。
タウンユースに使ってみたいレトロな個性派シャツ。そんなオンリーワンに近い3点をご紹介します。

adidas Ventex
1980’s 長袖サッカーユニフォーム
Cedit Agricole
インポートXXS相当
まずは9月に当ブログで取り上げたこのユニフォームを、改めて簡単にご紹介。
フランス代表の1980モデルや、ボルドーの1983-84モデルと同じテンプレートを使用したアイテム。ピンストライプ柄がかっこいいですね。
胸にフランスの金融企業「Crédit Agricole(クレディ アグリコル / CA)」のロゴマークをプリントしています。

右胸のadidasロゴは三つ葉のトレフォイル。このロゴデザインは時代によって微妙に異なり、製造時期を特定する一つの目安となります。
当商品のトレフォイルは、下から2本目のラインが切れ目のない一本線。これは80年代初期に使われていたデザインと見て間違いなさそうです。
サイズが小さめなので着用となるとかなり限られてしまうと思いますが、このレトロ感は本当に魅力。鑑賞目的のコレクションとしてもおすすめです。

adidas Ventex
1980s 長袖サッカーユニフォーム
OPELロゴ #8
インポートS相当
こちらも80年代adidasの長袖ユニフォーム。背番号「8」がプリント済みです。
右胸のadidasトレフォイルは中央の2本のラインが1本線。これは80年代後期モデルの特徴ですね。
このユニは恐らく「Garage Sailly C」という、フランス北部の街ビヤンヴィエ=オー=ボワの自動車関連工場のチームのユニフォームだったと思われます。

このユニの興味深い点は、胸のOPELロゴ。
ドイツの自動車メーカーのロゴを付けた理由は当然ながら知る由もありませんが、注目はロゴの書体です。
ちょっとカクカクしたフォントのロゴは、OPEL社が1987年まで使用したもの。プロのクラブだと、フェイエノールト、ボルドー、フィオレンティーナなどが80年代に付けていました。
ちなみに、OPELロゴを代表するチームであるバイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、ACミランはロゴ変更後の契約のため、このカクカク・デザインは付けていません。
80年代「旧OPELロゴ」という点でも、非常に興味深いユニフォームだったりします。

Puma 1980s
長袖サッカーユニフォーム
STOC Supermarche #10
インポートM相当
これもなかなかユニークなアイテム。
メーカーロゴは大部分が剝離していますが、ブランドはPumaです。
ジャガードのストライプ柄は、1980年代にフランスで多く見られたPumaのテンプレート。ラップオーバーの襟と、そこから袖口までつながる一本のラインも80年代Pumaの特徴です。

胸には「STOC SPERMARCHE」と「SAVENAY」をプリント。
前者は2000年まで存在したフランスのスーパーマーケット。後者はフランス西部の街サヴネですね。
左胸のS字のエンブレムはSTOC社のロゴマークです。
そして背番号「10」をプリント済み。これらのことから、恐らくこのユニフォームはSTOCの従業員チームのキットだったと思われます。
襟タブは明らかに刃物でカットした形跡が。タブの違和感が嫌でカットしてしまう人も選手も多いようで、その点からも実際にプレーで着用したキットである可能性が高いです。
商品のより詳しい情報は、各リンクよりご確認ください。
どれも当時物だけが有する80年代ビンテージ感が魅力的です。
各アイテム在庫は一点限り。再入荷はございませんので、お気に入りがございましたら早目のご注文をおすすめいたします。